理想と現実の違いを目の当たりにする
子どものころは結婚願望がかなり強く、早くに結婚してすぐに子どもが欲しいと思っていました。しかし、大人に成長するにつれてだんだんとそういった気持ちは薄れてきました。しかし、社会人となり仕事をする中でも、寿退社、というものに対しての憧れはありました。
ですが、私が社会人生活を送っていた中で、寿退社をした人を見たことがありません。結婚してもそのまま仕事を続ける人ばかりだったからです。寿退社というのは、なかなかないものなのかもしれないとも思います。メディアで活躍している女性なら寿退社、ということもあります。家庭に入ってほしいと考える男性が多いからかもしれません。しかし、一般的な目で見ると、男性一人の給料で生活をしていくのは無理ではないですが、十分すぎるほどの余裕も無い場合が多いように感じます。そのため、結婚後もできれば仕事を続けていってほしいと願う男性が多いのが現実だと思います。
また、女性の方でも結婚後も仕事を続けたいと思う人が多いのだと感じました。私の友人夫婦では現在、奥さんは専業主婦なのですが、旦那さんは奥さんに働いて欲しいようです。一般のサラリーマンよりもはるかに良い月給をもらっている旦那さんなのですが、それでも老後の安定が全く変わってくるからという理由で仕事に就いてもらいたいのだそうです。彼女としては専業主婦でいたかったようですが、現在は一生懸命仕事を探しています。パートにしようか、フルタイムにしようかとても悩んでいるようです。